みなさん　おはようございます。秋分の日が過ぎて多くの企業さんは半期の決算の時期になろうかと思います。月末まで10日弱ございますので　期末廃棄のお問い合わせがあればありがたく存じます。ナカダイは当月が60期目の決算月になります。これから今期の良かった点悪かった点を精査していかなくてはならないのですが　まず中国の景気減速などによる原料安に苦しめられました。良く相場で動いているから上がっても下がっても関係ないと言われますが　確かに上物は関係ないのですが　裾物が大きく影響を受けてしまいます。裾物は有価物であっても低価格で売買されています。なので昨年の半値になってしまった鉄スクラップや樹脂などは　0円以下の逆有償に商慣習上　順目になりにくく　0円程度で足踏みをしてしまうのです。特に市中から発生するものや産廃由来のものは　このカテゴリーに属しますのでナカダイは大きく煽りをうけてしまうのです。逆にこの傾向が強くなっていけば　逆有償が通常になっていきます　そうなると処分業の許可があるナカダイは優位になっていくのですが　現在はその過渡期になっている感じでしょうか。

話は変わりますがRPF設備をこのたび増強しました。何をしたかと申しますとRPF成形機に投入する前の原料の安定供給装置の導入・そして　クールブレーカーという冷却装置を加えました。ナカダイのRPFは供給先の品質基準を1/10の精度でクリアする高品質なモノではあったのですが　自前で設備をしている部分が多く　この設備を入れることで現行の倍の生産能力を見込めるようになりました。現在は前橋市役所様の完成検査・許可の確認を待っている状態で10月の3週目に本格稼働の予定です。

ナカダイはマテリアルリサイクルを提唱し　環境負荷が少ないマテリアルを本目的にする姿勢は変わりません。あくまでもマテリアルリサイクルという順目を意識し　埋立というスキームを使わないで済むように資源リサイクルやサーマルリサイクルをさらに研究していきたいと思います

この施設の稼働が埋立を限りなく抑制するナカダイをさらにバックアップしてくれると思います。皆様　何卒よろしくお願い申し上げます！！！